じっくりと考える時間を作る
本と紙とペンを持って、じっくりと、自分の頭で考える時間を作る。
普段の忙しい生活をしていると、自分の頭でじっくりと考える時間をなかなか持てない。
スマホのメディアやSNSで情報収集や著名人の言動をチェックしたりは擦るけれど、
考えているようで考えていない。ただ、音声として聞いて、そのまま受け入れてしまっているというか。
なにかを成し遂げる人は、未来が見えている人は、頭の中で膨大な数の事象が体系化されていて、
その結果としての自分の意見を発言している。
そこを汲み取ること抜きに、情報収集に価値は生まれない。
そんな表層的な情報収集をしていたら、ただメディアと権威によって作られたトレンドに人生を搾取されるだけの安い人間になってしまう。
また、ひとつひとつの発言や情報には、発信者の価値判断が含まれている。
安易にそれを是とすると、自分の本当の意見や思いからはズレている、誤った認知が続いてしまうことが多々ある。
だから、本と紙とペンを持って、じっくりと、自分の頭で考える時間を作る。
週末の1-2時間だけでも、または朝の30分だけでも。
外界から少し距離をとって、本と紙とペンだけを持って、深い思考と感情にアクセスして、
ゆっくりと社会と自分をアセスメントする時間を確保する。
その時間が、鋭い洞察を生み、決意を生み、価値ある行動を生み出す。